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「ハイハイをなかなかしない」「いきなりつかまり立ちした」——心配になりますよね。でも、ハイハイをせずに歩き始める子は珍しくありません。厚生労働省の調査でも、生後9〜10か月までにハイハイができる子は約9割。残りの子も、多くは別のルートで順調に育っています。
現役医師(3兄弟0・4・7歳の父)の視点で、ハイハイの目安・促し方・安全・受診の目安を整理します。
📝 30秒で結論
- ハイハイの目安は生後7〜8か月。9〜10か月までに約9割ができる(厚労省調査)。
- ハイハイをせず、つかまり立ち→歩行に進む子もいる。お尻で移動する「シャフリングベビー」も。
- 多くは個性の範囲。ただし体の左右差・極端な遅れ・力の入り方の異常があれば相談を。
ハイハイの発達的な意味
ハイハイは、手足を交互に動かす全身運動で、体幹・腕・脚の筋力、左右の協調、空間認知を育てます。とはいえ「ハイハイをしないと将来に悪影響」という確かな根拠はなく、ハイハイを飛ばした子が運動や学習で不利になるとは言えません。移動の手段は子によって多様で、それ自体が個性です。
【保存版】ハイハイ 月齢別の目安
※個人差が大きく、早見表は目安です。
ハイハイを促す5つの工夫
- ① 床で過ごす時間を増やす:ベビーチェアやバウンサー中心だと動く機会が減る。
- ② 少し先におもちゃを置く:手を伸ばしたくなる距離に。取れたら一緒に喜ぶ。
- ③ 親が見本を見せる:一緒にハイハイすると真似することも。
- ④ 広く安全なスペースを作る:動ける環境が動きを引き出す。
- ⑤ 無理強いしない:嫌がるなら一旦やめる。楽しいが続ける条件。
動き出したら:家庭の安全対策
ハイハイが始まると行動範囲が一気に広がります。階段・段差にはベビーゲート、誤飲しやすい小物(電池・ボタン・たばこ等)は手の届かない所へ、コンセント・角・引き出しの対策を。動き出す前に環境を整えておくと安心です。
受診・相談を考える目安
- 10か月を過ぎても移動の動き(ハイハイ・ずり這い・お尻歩き)がまったく出ない
- 体の使い方に明らかな左右差がある(片側だけ・片手しか使わない)
- 手足の力が極端に弱い/常に強くつっぱる
- お座りや首すわりなど、他の発達も気になる
「ハイハイをしない」だけで心配することはありませんが、上記が重なれば早めの相談を。シャフリングベビーは多くが正常な発達のバリエーションですが、念のため健診で伝えておくと安心です。
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よくある質問
Q. ハイハイせずに歩いたら問題?
多くは問題ありません。移動手段は子によって多様で、それ自体が個性です。
Q. お尻で移動します(シャフリング)。
シャフリングベビーは多くが正常範囲。歩き始めがやや遅めの傾向はありますが、健診で一度相談しておくと安心です。
まとめ
ハイハイの目安は7〜8か月、9〜10か月で約9割。しない子・飛ばす子も珍しくありません。促すなら床時間とおもちゃで自然に。動き出す前に家庭の安全対策を。気になる左右差や遅れは相談を。
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この記事を書いた人
博士パパ|医学博士・医療職・3兄弟(0歳/4歳/7歳)の父。論文と日々の臨床、3児の育児で得た知見を「家庭で実装できる形」に翻訳して発信しています。X(@kosodate_dr)/note(@hakase_papa)。
※本記事はPRを含みます。発達には個人差があり、気になる場合はかかりつけ医・保健センターにご相談ください。

